風俗には、今一番必要なものが詰まってる。〜私が思う風俗の位置と役割〜

性風俗 風俗嬢 必要

私が風俗のお仕事を始めたのは今から3年半くらい前。
まだO Lだった時のこと。

以前の記事でも書いているように、私が風俗業界に入ったのは、お金目的というよりかは“興味”から。

始めた当時の私はまだ処女で、自分の身体に自信がなかったし、男性に裸を見せたり触られたりするのは抵抗がありました。

そんな頃から3年半という時がたった今、私は新たな段階に進もうとしています。
自ら風俗店を経営したい。

実際に働いたからこそ知った、風俗業界の世界。

今の日本人に足りないものを、風俗で取り戻すことができるのではないか。

 

夢を、自分を壊す社会

会社員だった頃の私は、死んだ魚の目をして通勤していたと思う。
職場には嫌いな上司、先輩がいて、いつも監視されているような空間。
たくさん怒られたし、なんだかどんな私も否定されている気がして、毎日が憂鬱で仕方がなかった。

そんな職場から離れて、唯一自分らしくいられる空間を見つけた。

自分を必要として会いに来てくれる、たわいもないお話をしてたくさん笑って、普段他の人には見せられない姿を曝け出してくれて、たっくさん褒めてくれた。

人間って必要とされていないと感じた時に、ある疑問が頭に浮かぶ。
なんのために働いているの、なぜ私は生きているの。

世の中綺麗なもので溢れている。
テレビで流れるのは、表面的なことばかり。

リアルなんて実際に現場に行ってみないとわからない。
体験した人にしか語れない。

高校卒業して社会人の仲間入りになった私は、ダメダメな人間なんだって思い知らされた。

先輩のようになりたいけど、なれない自分にイライラして、失敗して。
自分をどんどん隠していくようになった。

悪循環でしかない日々。

悲劇のヒロインになりまくっていたな〜って今なら思う。
でもそう考えざるを得ない状況だったとも思う。

 

風俗って悪いことをしているの?

「風俗」と聞いて何が思い浮かびますか?

なんだか怖い、いやらしい、危ない世界。

中には、利用もしたことも、働いたこともないし、悪いイメージも良いイメージもないって方もいるのではないでしょうか?

そもそも風俗店とは、性的なサービスが受けられるお店のこと。
法律によって、本番行為は禁止されています。

今回私が一番に伝えたいことは、風俗が世の中に認められていない感じが悔しい!ってこと。

風俗バイトは、飲食店やアパレル系のバイトのように、時給制ではなく完全歩合制で、履歴書などは必要もなく始められます。
法律で年齢制限はあるため、面接の際に年齢確認ができる証明書は必要となり確認はされますが。

給与明細などもなく、報酬という形で日払いで金銭が払われます。

これは働いている身として思ったことだけれど、なんだか闇取引をしているみたい

 

風俗はコソコソ生きて働かねばならん、オープンにはしてはならん職業なんかしらん。

 

差別を無くそうってどの口が言うか

今回のコロナウイルスの影響もかなり大きく関係しています。
コロナウイルスが流行ってから、濃厚接触を恐れ、お客さんがかなり減りました。

風俗業界で働く女の子は、さまざまな理由があり、仕事を掛け持ちで働いている子もいれば、本業として働いている子だっている。

それなのに、国からは性風俗業界は給付金対象外とされ、ただただそこで働くオーナーも女の子たちも苦しんだ。

国から職業差別を受ける職業ってなんなん。

性産業の市場規模は5兆円とも言われており、世の中を回している業界であると言っても過言ではないと思います。

人間の三大欲求の一つであるから、今後も消えることもなく、必要不可欠の業界であると思うのになぜ。

きっと国のトップレベルの人しか知らない、なんらかの理由があるんだろうなって思います。私たちが知ってしまったら困る理由が何かきっと・・・。

だとしてもね、なのですよね。

 

人間を扱うプロ

風俗で働く人や、利用する人を馬鹿にされたくないんです。

私は誇りを持って風俗嬢として働いているし、それを堂々と言ったら引かれる職業って悔しくてたまらない。

ある意味、風俗業って技術職であると思うんです。

世の中にはいろんな職業で溢れていて、いろんな業種のプロがいます。
その人たちの心の、身体を支えるプロの一つとして「風俗嬢」や「セラピスト」と呼ばれる人がいると思います。

性欲求は生き物として、湧き上がっておかしい欲求ではなく。超自然的なこと。
その欲求が満たされなかったら、世の中もっと犯罪も起こるだろうし、狂っちゃうと思う。

自分やパートナーで満たせる人はそれで良いと思うけれど、人間って他の生き物よりも知能があるしさらに上を求めてしまう生き物だから、自分やパートナーでは満たせないものも出てくる。

それをうま〜く転がして、満たしてあげるのが私たちの仕事。

それって誰にでもできることですか?

全く知らない、初めましての人とお話しして、裸を見せ合って、触れ合う。
全く好みではない人や、ちょっと生理的に無理な人だって中にはいるわけで、そう言った人の性欲求を満たすお仕事。

それを私たちは、割り切ってできるの。

容姿が可愛いくても、話し下手だったり、相手を不快にする言動をとる子はリピートされない。時給制ではないないから、出勤時間が長ければ長いほど稼げるわけでもない。
日によって報酬もバラバラで、収入がゼロの日だってある。

不安定な仕事で、心理戦でもあり。
でもかなりやりがいのあるお仕事。

それを文句言わずにこなしているの。

指名がなかったら、お仕事がなかったら誰でも辛いし病む。

風俗で働いていることは、家族や仲の良い友人でさえも打ち明けづらいことで、相談する先もなく、みんな1人で抱えて悩む。

思っているほどそう簡単な仕事じゃないの。ある意味、残酷でもあるのよね。

 

風俗はただ性欲を満たす場所?

でもって、利用するお客さんも馬鹿されたら私は嫌な気持ちになるし、悲しい。
女の子のタイプによって、呼んでくれるお客さんの層やタイプも変わってくると思うけれど、私のお客さんは自慢でしかない。

私のお客さん、見る目あるなぁって我ながら思う。笑

なんだか、人間的な人が多いの。
ただ性欲を満たすためにくる人ももちろんいるけれど、お店のH Pに掲載されている日記などをしっかり読んで興味を持ってきてくださる方が大半。

ただのエロさだけじゃなくて、私を1人の女性として、1人の人間として興味を持ってきてくださる方が多い印象。

会ってすぐにシャワーを浴びたり、プレイに入るのではなくて。
最近の出来事とか、私の夢の話や、その人の悩みを打ち明けてくれて、一緒に考えたりするの。

真面目なんです笑

ただエロいことをするのが、風俗ではないの。

中には「風俗嬢=身体を売っている」なんてイメージを抱く方もいると思う。
まぁ確かにそうなのかもしれない。

人間の身体自体が商品だから。

って言ったら、エステとか整体とかもそうなんじゃん?って思うけれど。

私は、そう言われるのはなんか違和感を感じて。

私にとって風俗のお仕事は、目の前の人に愛を与えるお仕事で、その人の居場所を作ってあげるサービスだって思います。

愛って言っても、likeとかloveの“好き”っていう感情の愛ではなくて。
なんか違うの。

人間的な愛??

伝わるかなぁ。
人間としてもっと開放的になっていいんだよ。
あなた1人で悩むことではないし、もっと気持ちいいこと探そうみたいな感じで、寄り添う感じ?の愛。

 

生まれてきたことに感謝と祝福を!

冒頭にも書いた通り、私はかなりの陰キャで、周りの目をめっちゃ気にするタイプ。
自分にも自信がもてなかった人間です。

だけど、風俗のお仕事を通して、いろんな生き方、人生を送ってきた方と出会ってきて。
価値観がかなり広がったし、自分では気づかなかったであろう、自分の魅力を再確認できたんです。

だからそのお礼をしたいんです。
恩返しがしたいんです。

人間として生まれてきた喜びを。
言葉を発して、肌に触れられて、いろんな感情を抱ける。
悩める私たち人間だからこそ味わえる気持ちよさや心地よさを。

もっともっと多くの方に伝えたい。
一度味わってほしいんです。

でもそれを知らない人が、日本には特に多すぎる。

さらにコロナウイルスが流行してからというもの。

一定の距離をおけ。話をするな。マスクをせよ。なんて色々なふれあいが制限される世の中。
冷たすぎるのよ。

そんな大人たちの姿を見て育つ子供の将来って、どうなるのかしら。
どんなことをしたら相手が喜んで、自分自身が気持ち良くなるのか、知らないまま人生を送る。のちに死ぬ。

せっかく他の生き物以上に、人生を謳歌できる私たちなのに、これじゃあ他の動物と変わらないのよ。

あなたはどんな人生を送りたいですか?
あなたはどんな死に方をしたいですか?

今の日本にこそ、人の暖かさが足りないと思うんです、私。

 

より良い快楽を求めて。

人間、ひとりでは生きていけない。
決めた人と一生死ぬまで歩み続けるのも良いと思う。それが幸せなのであればね。

でもそれが苦痛に感じているのなら、一緒にいる必要はないと思うし。
他の人に頼っても良いと思う。いろんな人を味わって生きる人生も私的にはアリだと思う。

死ぬまでに1人の人しか愛してはいけないなんて決まりはないと思うから。
1人の人の身体しか経験しないで死ぬなんて、私はごめんです。笑

もう一度聴きます。

あなたはどんな人生を送りたいですか?
あなたはどんな死に方をしたいですか?

風俗はただ性欲求を満たす仕事、娯楽の一つとして扱われるのは、嫌。

人と話して、肌に触れることでどれだけ心や身体が満たされることか。
あなたは体験したことがありますか?

風俗を否定する方はきっと、その気持ちよさや心地よさを体験したことがないだけ。
だと思います。

私が、性別、年齢、環境問わず、安心して利用できる。
どんな美容商材より、健康商材より効果的な新しい風俗のサービスをお届けします。

のちのちね。

ここに辿り着くまで時間がかかって、もうしばらくかかりそうだけれど。
あなたの一言が私の勇気、やる気につながります。

自分の心に手を当てて、あなたが望んでいるものを唱えてください。
自分に正直になって。

私は今日も、エロを追求します。
人間が味わえる最高潮の気持ちよさを求めて。

長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。

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