女性向け風俗を利用する前に知っておきたい性感染症の基礎知識と感染対策

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「風俗」と聞いて心配な点の一つに、「性感染症(性病)」があるのではないでしょうか?

また本番行為がなければ感染はしない勘違いしている方もいるかと思います。
性感染症は、性経験がある人は誰しも感染している可能性があるもので、感染していてもほとんどの場合が症状が出ないために気づかないことが多いのです。
そのため、知らぬ間に自分が感染していたり、相手に感染させてしまっている可能性があります。

ということで今回は、性感染症の基本知識と女性向け風俗店で行われている感染対策を解説いたします。
お互いに安全、安心に楽しむためにも、最後まで読み進めていただけたらと思います。

性感染症の基本知識

性感染症 性病 感染経路

性感染症の感染経路

性感染症(性病)は、性行為などの粘膜同士の接触で感染する病気です。

本番行為だけではなく、キスやクンニリングス、フェラチオなどのオーラルセックスと呼ばれるプレイなどでも口や性器に感染します。

性感染症にかかると

性感染症の怖いところは、感染をしても自覚症状があまり出ないという点です。
そのため、気づかぬうちに自分自身やセラピスト、パートナーに感染させてしまう危険があります。

しかし種類によっては、症状が出る場合があります。

性感染症の症状

男性の場合
  • 尿道から膿が出る
  • 精巣のあたりが腫れて、熱を持つ
女性の場合
  • おりものの量や色、匂いが変化する
  • 性交時に痛みが生じる
男女共通
  • 性器周りがかゆくなる
  • 発疹やイボ、水脹れができる
  • 排尿時に痛みが生じる

性感染症は放っておくことで自然治癒する病気ではありません
そのため、上記のような症状が出た場合には、すぐに病院を受診しましょう。

もし気づかないまま放置しておくと、身体の中で病気が悪化し、不妊の原因になったり、最悪の場合は死に至る場合もあります。

性感染症の種類

ここで主な性感染症の種類をご紹介いたします。

性器クラミジア

性器クラミジアは日本で最も感染者が多い性感染症です。
感染率が高いのに加え、症状が出にくいため、自分が気付かぬうちに他人に感染させてしまう恐れがあります。

性器淋菌感染症

性器淋菌感染症は略称「淋病」と呼ばれています。
性行為1回で30%の感染リスクがあるため、性経験がある人は誰もが感染している可能性の高い性感染症です。

梅毒

梅毒は近年若い女性を中心に感染者が倍増している性感染症です。
感染してすぐは足の付け根などリンパ節が腫れたりするものの、しばらくすると症状は消えます。
ただ症状は消えても菌が消えるわけではありません。長い年月をかけて菌が全身に広がり、皮膚や粘膜に症状が現れます。

性器ヘルペス

性器ヘルペスも20代以降での感染、発症率の高い性感染症です。
皮膚や粘膜の小さな傷から感染し、正規やその周りに水脹れができ、痛みやかゆみ、排尿時の痛みや歩行が困難になるなどの症状が現れます。

トリコモナス

トリコモナスという病気は、性行時はもちろんですが、タオルやトイレなどをシェアすることでも感染する性感染症です。
症状としては、排尿時の痛み、頻尿などが現れます。

H I V感染症

H I Vは性行為、血液や精液、膣分泌液による粘膜同士の接触母子感染などで感染、発症する性感染症です。
インフルエンザの時のような症状が現れますが、数週間経つと症状は無くなります。
そのまま気づかないまま放置しておくことでエイズを発症し、治療をおこわないと数年で死に至ります。

女性向け風俗の感染対策

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性感染症の感染経路やリスクをご理解いただけたかと思います。
その上で、女性向け風俗店が行なっている性感染症対策をご紹介いたします。

体調管理

まず第一にセラピストの健康管理です。
このようなお仕事に関しては身体があってこそのお仕事。
病気にかかってしまうと出勤もできませんし、お客さまにもご迷惑をおかけすることになります。

また免疫が低いことでより病気や感染症に感染する確率も高まるため、日々の生活習慣に気を配る必要があります。

衛生対策の徹底

除菌ボディソープや消毒用石鹸水、イソジンなどを使用して衛生対策を徹底しているお店がほとんどです。
粘膜同士の接触があるからこそ、他のお仕事以上に衛生対策を徹底しています。

またコンドームの着用も大変効果的です。
コンドームというと避妊具というイメージがあるかもしれませんが、性感染症の予防にも効果を発揮します。
おもちゃを使用する際もやフェラチオをする時もコンドームを着用することで、リスク軽減につながります。

定期的な性感染症検査

多くのお店では、性感染症の定期検診を推奨しています。
セラピスト任せのところもありますが、お店が徹底して提携している病院を通して検査を行なっている場合もあります。

お店によっても異なりますが、セラピストの検査の結果(陰性であること)の証明書を、カウンセリング時にご提示しているお店もあります。

感染しないためにできること

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最後にお客さんへのお願いになります。
冒頭にも書きました通り性感染症は、いつ誰がどこで感染してもおかしくない感染症です。
ご自身の身を守るためにも、相手を傷つけないためにも、以下のことを意識していただけたらと思います。

プライベートの際も感染対策をする

女性向け風俗を利用するときだけ気を付けていても、普段のプライベートであまり気にせずに性行為をしていると意味がありません。

性行為の際は、性器周りはもちろん、指の爪の間など細かいところまで綺麗にした状態で行うこと、またコンドームの着用を徹底していただけたらと思います。

シャワー時間は念入りに入る

女性向け風俗は、ホテルについてからカウンセリングを行なって、プレイに入る前にシャワーを浴びたり、入浴をしていただく時間がございます。

汚れやニオイフェチの方ももちろん中にはいらっしゃるかもしれませんが、セラピストに言われたことはしっかり聞いて、しっかり身体の隅々まで綺麗にしてからプレイに入りましょう。

定期的な性感染症の検査を受診する

セラピストはもちろんですが、女性の方にも性感染症検査を定期的に受診していただけたらと思います。

私自身も性感染症は感染したことがあります。
最初は本当に症状はなくて気付きませんでしたが、それからはおりものの量やニオイに敏感になりました。ちょっとした変化にも火がつけるように日頃から自分の性器周りを観察する習慣をつけると良いでしょう。

性感染症の検査は、性感染症内科(性病科)、泌尿器科、婦人科でも検査ができますし、各自治体の保健所では無料で検査を受けられます。

また、病院に行くのは恥ずかしい、怖いという方はネットから検査キットを購入し郵送することができます。

検査結果は約1週間ほどでわかります。

ちなみに、私は婦人科で検査を受けています。
初めて行った時は、地元の方の田舎の婦人科で、妊婦さんが多かったので、やはり恥ずかしさというかありましたが、都会の方の婦人科へ行くと同世代の女性も多く、恥ずかしさはほとんどなくなりました。

また婦人科は、妊娠出産時だけではなく、生理不順、ピルの処方などで通う女性も最近は多いようなので、あまり恥ずかしがらずに行けるのではないかなと思います。

自分の身体を守るために

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今回は、誰しも感染する可能性のある「性感染症(性病)」の基本的な知識と女性向け風俗での対策などをご紹介してきました。

自分の身を守るためはもちろん、より安全にセラピストさんとの気持ちの良い時間を過ごすためにも、気遣い、心遣いが大切なのです。

性感染症対策を徹底して、より充実した性生活をお過ごしください♪

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